ドスパラのゲーミングノートGCL2060RGF-Tについての実機レビューです。
フォートナイトやApexなどのシューティングゲームにおいて、144Hz出せるノートPCが欲しい人に向いています。
持ち運びやすいノートなので出張先でのプレイにも最適!
実際に使用してみた感想や、ゲームプレイ時のfps値を確認したので紹介します。
良い点だけではなく微妙だなと思った点も含めて使用感をまとめたので、是非参考にして下さい!
※本記事はメーカーから商品を提供頂き、実際に使用した上でレビューしています。
目次
GCL2060RGF-Tの評価(リフレッシュレートなど)
スペック・パーツ構成解説
GCL2060RGF-Tはゲーム好き、特にFPS・TPSといったシューティングゲームのプレイヤーに適しているスペックです。
- リフレッシュレートが144Hzなので、フォートナイト等のシューティングゲームにおいて、ヌルヌル滑らかな画面の動きになりエイムがしやすい。
- ほぼ全てのゲームやソフトウェア(動画編集やプログラミングなど)がサクサク動作する。
価格(コスパ)比較
他メーカーの同レベルのパーツ構成をしたPCと比較!
メーカーを挙げればキリが無いので、個人的に思う”有名どころ”をピックアップしました。
GCL2060RGF-Tがコスパ最強ってわけではないかなぁ。
比較するとパソコン工房のモデルの方が安いですね。次いでレビュー機種であるGCL2060RGF-TとMSIのモデルが安い。
コスパ良い方ではあるものの、”最安”というわけでは無いです。
ドスパラは納期が短いのですぐに届く点は嬉しいですね。
GCL2060RGF-Tを使ってみた感想
ゲーマー向けの144Hzな上に持ち運びやすい
ガレリア GCL2060RGF-T
144Hzリフレッシュレート
FortniteやApexなどのシューティングゲーム向き
動画編集やプログラミングも快適動作
使い勝手
持ち運び
動画編集
ゲーム
特にゲームがやりやすいモデルです。どの項目も高得点ではありますが、不満点が無いわけではなく詳細を解説していきます。
使い勝手
PCとしての基本的な使いやすさについて下記3項目に注目しました。
- キーボード
- インターフェイス
- サクサク感(Web閲覧,office製品)
【キーボード】
打感に関しては一般的なキーボードよりは凸が高く、押しごたえはあります。
ドスパラのもうワンランク安価モデルのGCL1650TGFはもう少しペッタンコだったんですが、改良されていてこちらの方が押しやすいです。
キーにはバックライトが付いていてオシャレ!ライトの色などは設定で変更する事ができます。(消す事もできる)
あと気になったのは「Enter」と「DEL」のキーです。
よくあるキーボードだとEnterキーって縦長で面積が広いですよね?
それに慣れてしまっている為、GCL2060RGF-TのEnterキーはどうにも押しにくいです。慣れると思いますが、「ターンッ!」って押したい人にはちょっとマイナスポイント!
あとテンキー(右側の数字キー)を無理やり配置した感があって、DELキーの位置とかも最初はちょっと慣れません。
テンキーなしで良かったのに。。
【インターフェイス】
インターフェイスは特に不満の無い構成です。必要十分が揃っています。
【サクサク感】
ウェブサイトの閲覧に関してはめちゃサクサクです。タブをいっぱい開いてもそうそう落ちません。
YoutubeやNetflixといった動画視聴も問題無し!カクカクしないです。
スピーカーの音は悪く無いです。前にレビューしたドスパラのもうワンランク安価モデルのGCL1650TGFより音質が良くなっています。
しかし、高音は少し割れた様な音になります。
「映画を見る」「音楽を流す」といった場合、音質を重視するなら外部スピーカーやイヤホンを使いましょう。
ソフトウェアの動作についてですが、ビジネス・学習用に良く使うOffice製品が入っていないモデルだったので、代わりにGoogleのスプレッドシートを試しました。(まあExcelみたいなもんです)
関数を使っても全く問題無く使用可能であり、計算などは基本的に一瞬で完了します。
プログラミングをやるにも十分すぎるスペックですよ。
持ち運び
ノートPCなので持ち運びやすさは重要です。下記3項目に注目しました。
- 外観(デザイン)
- サイズ
- 重さ
- 充電の持ち時間
【外観・デザイン】
ダークグレーのメタリックな質感です。高級感があります。
“GALLERIA”のロゴマークがワンポイント付いています。個人的にはいらないですが、まあそんなに悪目立ちはしないかな。
画面下部にウェブカメラも付いているのでビデオ通話可能です。
裏面はメッシュがあり発熱したCPUを冷ます為に吸気される様になっています。
【重さ】
1.85kg
- 家の中の持ち運び
- 近くのカフェに持っていく
これくらいなら全く問題無い重さです。女性でも全然持てますよ。
ただ「軽い!」とは思わないかな。片手でも持てるけどかなりずっしり感はある。
リュックに入れて街を歩き回れば肩が凝るでしょう。出張に持ってく為にキャリーケースに入れた場合でも「おもっ」ってなるくらいには重量感があります。
これだけのハイスペックに対してのこの軽さは個人的にすごいと思います。
【サイズ】
36cm(横幅) × 24.3cm(奥行き) × 2cm(厚さ)
薄さに関してもこのスペックに対して、かなり薄く使い勝手が良い。
サイズは15.6インチでよくあるデイパックに納まるくらい
ゲーミングノートは15.6インチか17インチのどちらかが多いです。
基本的には15.6インチを推します。15.6インチなら一般的なリュックなんかに入れやすく外へも持ち運びやすいです。
17インチだと家の中での持ち運びならできますが、外へ持ち出すにはかなりしんどく感じます。
【バッテリーの持ち時間】
バッテリーの持ち時間の実測値はこんな感じです。(省エネモードにすればもっと長持ちします)
バッテリーは正直あんまもたない印象。。
ゲームをやるなら必ず電源ケーブルを繋いだ方が良いです。充電が繋がれていないとゲームのfps値が低下しました。(カクカクになった)
100%に充電しておけば多少の作業であれば数時間は持ちます。
カフェに持って行って作業するくらいなら可能かな。
画像・動画編集
独立したグラボが付いているので動画編集や画像編集(フォトショップとか)はかなり安定して動作するし、処理が速いですね。
動画編集用にmacbook proを買う人が多いですが、ゲームもやる人はGCL2060RGF-Tの方が合っていそう。(勿論macbookにはOSの違いやデザイン性の良さがあるのでそこが好きな人は別。)
【画像編集 Adobe Photoshop】
前にレビューしたドスパラのもうワンランク安価モデルのGCL1650TGFよりディスプレイの発色は良いです。
なので、イラストやる人にも結構良さそう。
もちろん普通に「Youtubeのサムネイル」や「資料に使う素材」の作成なんかは十分です。
- 画像の切り抜き
- フィルタ処理
低スペPCだと処理に時間がかかる作業も1秒もかからないです。サクサク!
例えばフォートナイトのスキンの切り抜き素材を作ってみましたが、ノンストレスに作業できました。
【動画編集 Adobe Premiere Pro】
次に動画編集です。こちらも余裕で動作します。
- カット
- フィルタ処理
- 動画の書き出し
これらの処理を試してみました。
さすがにフィルタ処理や動画の書き出しの処理に関しては負荷が掛かるのでファンの音が大きくなり、「シュイィーーーン」と音が鳴りました。
図書館とか静かな場所では辞めておきましょう。
6分のフルHD動画を書き出してみましたが、2分程度でエンコードが完了しました。
ゲーム
ゲームのプレイ感について下記3項目に注目しました。
- サクサク感
- ファンの音
- 発熱
【サクサク感】
3Dゲームであってもかなりサクサクと動作します。さすがゲーミングPC!
フォートナイトのプレイに関しては次章で更に詳しく評価しています。
ほぼ全てのゲームに関して、フルHDで快適かつヌルヌルとした動き(144Hz)が実感できます。
例えば、
- フォートナイト
- Apex
- VALORANT
- Ark
- マインクラフト
- FF14
- etc…
こういった人気ゲームが快適に楽しめます。
SSDが採用されているので、起動時間などはPS4などのゲーム機よりも圧倒的に速いです。
ディスプレイのリフレッシュレートは144HzなのでフォートナイトやApexなどは、エイムのしやすさがPS4等のゲーム機(60Hz)よりも段違いに良くなります。
【ファンの音】
普通にネットしたりYoutube見てるくらいならほぼ無音ですが、ゲームをしている時のファンの音はかなりうるさいです。「シュイィーーーン」とずっと鳴っています。
音が気になる人はゲーム時はイヤホンでプレイした方が良いかも。
【発熱】
ゲームをするとかなりPCが熱くなります。
CPUに溜まった熱を放熱する為に、熱伝導性の高い金属製のボディを採用しています。
そのせいも合ってPC表面温度がかなり高くなります。キーボード上部が特に熱くなりますが、ずっと触ると火傷するレベルなのでそこは触らない方が良いです!
また、CPUの温度をモニタリングすると85°C程度です。ちょっと熱すぎると思います。
長時間連続使用は怖いです。
そもそもゲームの長時間プレイにノートPCはあまり向いていません。
どうしてもデスクトップよりも排熱性能が劣ります。
1,2時間プレイしたら少し休ませた方が良いでしょう。(パーツ寿命が長持ちします)
GCL2060RGF-Tでフォートナイトをプレイ
このサイトはフォートナイトの攻略サイトでもあるので、フォートナイトのプレイ感をメインに紹介します。
Apexなどの他のシューターゲームでも似た様なプレイ感になります。
fps値(フレームレート)
GCL2060RGF-Tでフォートナイトをプレイした時のPC状態をモニタリングしました。
fps値が分からない人はこちらの記事で解説しています。
【設定】
fps値はフォートナイト上の設定”グラフィッククオリティ”によって変化します。
画質を良くするとfps値は下がる為、プロゲーマーは基本的には”低設定”でプレイします。
ちなみに赤枠の”VSYNC”をオンにするとfps値が著しく下がりカックカクになったので、ここは必ずオフにしましょう。
また充電を繋いだ状態でないとfps値が低下するので注意です。
【fps値】
GCL2060RGF-Tでプレイした時のグラフィッククオリティ毎のfps値を調査しました。
バラツキはありますが、低設定であれば140fps以上安定して出す事ができます。
ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzなので必要十分なスペックだと思います。
また、1〜2時間程度プレイしていると若干のfps低下が見られました。恐らくCPUが高温になった影響でしょう。
しばらく置いて再開すると元に戻りました。
連続で長時間プレイする予定があるならば、やはりデスクトップPCの方が排熱に優れていてオススメです。
入力遅延・応答速度
入力遅延とはボタン押してからキャラが反応するまでの時間の事です。
fps値は画面がヌルヌル動く事以外にも入力遅延が少なくなるメリットがあります。
PS4(60fps)よりも圧倒的に入力遅延は少なく、その点においてもゲームがとてもやりやすいです。
遅延が少なくなる事によって、”エイムのやりやすさ”や”壁を張るスピード”なんかが向上します。
GCL2060RGF-Tはどんな人に向いているか
おすすめしたい人
- フォートナイトなどのシューティングゲームを144Hzでプレイしたい人
- 出張や外出先にPCを持っていって出先でもゲームしたい人
- 大学生で学習(プログラミングやオンライン授業)とゲームを両立できるPCとして購入
- ノマド系ゲーム実況者(場所を選ばずゲームも動画編集もできる!ゲーム好きのクリエイターさん)
おすすめできない人
- あまりゲームをやらない人(144Hz必要ないならもっと安いGCL1650TGFの方が良い)
- フォートナイトなどのe-Sports系ゲームにおける”ガチ勢”であり、競技で勝つ事を目指すなら240fps出せるデスクトップPCを買いましょう。
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