ドスパラのゲーミングノートGCR2070RGF-QCについて実機レビュー!
RTX2070搭載&リフレッシュレート144Hzディスプレイの高性能ゲーミングノートでありながら、1.87kg・厚み2cmのコンパクトボディだから持ち運びやすい!
- 出張が多い社会人ゲーマー
- 大学用でも使いたい学生ゲーマー
- カフェで作業したいクリエイター
こういった方はチェックしておきたいモデルです。
実際に使用してみた感想や、フォートナイトをプレイした時のfps値を確認しました。
【良かった点】
- 144fpsで安定してゲームがプレイできる
- 高性能ゲーミングノートでこのコンパクトさはすごい
- バッテリーの持ちが良い
【微妙だった点】
- キーボードに慣れが必要(キー間隔が狭いので押し間違える)
また、これまでにドスパラのゲーミングノートはGCL1650TGFとGCL2060RGF-Tについて実機評価を実施しています。
これらのモデルとの違いについても解説しますので、どれにしようか迷われている方は参考になると思います。
そして、今回実機でチェックしたGCR2070RGF-QCがこちらですね。各項目について解説していきます。
※本記事はメーカーから商品を提供頂き、実際に使用した上でレビューしています。
目次
GCR2070RGF-QCの評価
スペック・パーツ構成解説
GCR2070RGF-QCはゲーム好き、特にフォートナイトやApexといったシューティングゲームのプレイヤーに適しているスペックです。
- リフレッシュレート144Hzのディスプレイなので、フォートナイト等のシューティングゲームにおいて、ヌルヌル滑らかな動きになりエイムがしやすい。
- ほぼ全てのゲームやソフトウェア(動画編集やプログラミングなど)がサクサク動作する。
- 重くてゴツくなりがちなゲーミングノートにおいて、1.87kgという軽量さとデイパックにも入るサイズ感。
価格(コスパ)比較
他メーカーの同レベルPCと比較!
メーカーを挙げればキリが無いので、個人的に思う”有名どころ”をピックアップしました。
国内メーカーであるドスパラとパソコン工房のモデルが安い事が分かります。
最安モデルで言えばパソコン工房ですが、
- ストレージ容量
- デザイン(薄型で高級感のある質感)
- 重量
これらの点において、GCR2070RGF-QCの方が優秀であり、1万円の価格差を納得させられる満足度があります。
GCR2070RGF-QCを使った感想
ゲーマー向けの144Hzな上に持ち運びやすい
使い勝手
PCとしての基本的な使いやすさについて下記3項目に注目しました。
- キーボード
- インターフェイス
- サクサク感(Web閲覧,office製品)
【キーボード】
打感はかなり良いです。メカニカルキーボード(ゲーミングキーボード)に似た感じでスコスコスコッと押しごたえがあります。
これまでにレビューしたドスパラの他モデル(GCL1650TGFやGCL2060RGF-T)と比べても違いがハッキリ分かるくらい押しやすい。
ただ、キーとキーの間に隙間がなく、凸も低いので打ち間違いしやすかったのが唯一の不満です。。
また、GCL1650TGFとGCL2060RGF-Tはキーボード配置において、Enterキーの形状などに不満がありました。
こんな感じでEnterキーの形状が横長で押しにくかったのですが、GCR2070RGF-QCにおいては、そこも改善されていて不満が無いです。(テンキーレス化によって配置が改善されました。)
キーにはバックライトが付いていて、ライトの色は設定で変更する事ができます。(消す事もできる)
【インターフェイス】
インターフェイスは特に不満の無い構成です。必要十分が揃っています。
画面上部にウェブカメラも付いているのでビデオ通話可能です。
【サクサク感】
ウェブサイトの閲覧に関しては文句なくサクサクです。タブをいっぱい開いてもそうそう落ちません。
YoutubeやNetflixといった動画視聴も問題無し!カクカクしないです。
スピーカーの音は悪く無いですがまあ普通です。前にレビューしたドスパラの安価モデルGCL1650TGFよりは音質が良いです。
「映画を見る」「音楽を流す」といった場合、音質を重視するなら外部スピーカーやイヤホンを使いましょう。
ソフトウェアの動作についてですが、ビジネス・学習用に良く使うOffice製品が入っていないモデルだったので、代わりにGoogleのスプレッドシートを試しました。(まあExcelみたいなもんです)
関数を使っても全く問題無く使用可能であり、計算などは基本的に一瞬で完了します。
プログラミングをやるにも十分すぎるスペックですよ!
持ち運び
ノートPCなので持ち運びやすさは重要です。下記3項目に注目しました。
- 外観(デザイン)
- サイズ
- 重さ
- 充電の持ち時間
【外観・デザイン】
ダークグレーのメタリックな質感です。高級感があります。
“GALLERIA”のロゴマークがワンポイント付いています。個人的にはいらないですが(笑)
まあそんなに悪目立ちはしないかな。
裏面はメッシュがあり発熱したCPUを冷ます為に吸気される様になっています。
【重さ】
1.87kg
- 家の中の持ち運び
- 近くのカフェに持っていく
これくらいなら全く問題無い重さです。女性でも全然持てますよ。
片手でも持てるけどそれはさすがにずっしり感はある。
これだけのハイスペックに対してのこの軽さは個人的にすごいと思います。
【サイズ】
35.6cm(横幅) × 23.4cm(奥行き) × 2cm(厚さ)
薄さに関してもこのスペックに対して、かなり薄く使い勝手が良い。
サイズは15.6インチでよくあるデイパックに納まるくらい
ゲーミングノートは15.6インチか17インチのどちらかが多いです。
基本的には15.6インチを推します。15.6インチなら一般的なリュックなんかに入れやすく外へも持ち運びやすいです。
17インチだと家の中での持ち運びならできますが、外へ持ち出すにはかなりしんどく感じます。
薄さは2cm。高性能グラボを搭載しているゲーミングノートにしてはかなり薄い!
【バッテリーの持ち時間】
バッテリーの持ち時間の実測値はこんな感じです。(省エネモードにすればもっと長持ちする)
バッテリーの持ちはかなり良いと感じました。(GCL1650TGFやGCL2060RGF-Tの倍くらい)
但し、ゲームをやるなら必ず電源ケーブルを繋いだ方が良いです。充電が繋がれていないとゲームのfps値が低下します。(カクカクになる)
画像・動画編集
独立したグラボが付いているので動画編集や画像編集(フォトショップとか)はかなり安定して動作するし、処理が速いですね。
動画編集用にmacbook proを買う人が多いですが、ゲームもやる人はGCR2070RGF-QCの方が合っていそう。
特にゲーム配信を考えている人でノート型が良ければドンピシャ!
【画像編集 Adobe Photoshop】
前にレビューしたドスパラの安価モデルのGCL1650TGFよりディスプレイの発色は良いです。
なので、イラストやる人にも結構良さそう。
もちろん普通に「Youtubeのサムネイル」や「資料に使う素材」の作成なんかは十分です。
- 画像の切り抜き
- フィルタ処理
低スペPCだと処理に時間がかかる作業も1秒もかからないです。サクサク!
例えばフォートナイトのスキンの切り抜き素材を作ってみましたが、ノンストレスに作業できました。
【動画編集 Adobe Premiere Pro】
次に動画編集です。こちらも余裕で動作します。
- カット
- フィルタ処理
- 動画の書き出し
これらの処理を試してみました。
さすがにフィルタ処理や動画の書き出しの処理に関しては負荷が掛かるのでファンの音が大きくなり、「シュイィーーーン」と音が鳴りました。
図書館とか静かな場所ではやめておきましょう。
6分のフルHD動画を書き出してみましたが、3分程度でエンコードが完了しました。
ゲーム
ゲームのプレイ感について下記3項目に注目しました。
- サクサク感
- ファンの音
- 発熱
【サクサク感】
3Dゲームであってもかなりサクサクと動作します。さすがゲーミングPC!
フォートナイトのプレイに関しては次章で更に詳しく評価しています。
ほぼ全てのゲームに関して、フルHDで快適かつヌルヌルとした動き(144Hz)が実感できます。
例えば、
- フォートナイト
- Apex
- VALORANT
- Ark
- マインクラフト
- FF14
- etc…
こういった人気ゲームが快適に楽しめます。
SSDが採用されているので、起動時間がPS4などのゲーム機よりも圧倒的に速いです。
ディスプレイのリフレッシュレートは144HzなのでフォートナイトやApexなどは、エイムのしやすさがPS4等のゲーム機(60Hz)よりも段違いに良くなります。
【ファンの音】
普通にネットしたりYoutube見てるくらいならほぼ無音ですが、ゲームをしている時のファンの音はかなりうるさいです。「シュイィーーーン」とずっと鳴っています。
ゲーム時はイヤホンでプレイするのをオススメします。
【発熱】
CPUに溜まった熱を放熱する為に、熱伝導性の高い金属製のボディを採用しています。
GCL2060RGF-Tは表面めっちゃ熱くなったんですが、GCR2070RGF-QCはそうでもない。
CPUの温度をモニタリングすると80〜90°C程度です。長時間連続使用は怖いですね。
そもそもゲームの長時間プレイにノートPCはあまり向いていません。
どうしてもデスクトップよりも排熱性能が劣ります。
1,2時間プレイしたら少し休ませた方が良いでしょう。(パーツ寿命が長持ちします)
GCR2070RGF-QCでフォートナイトをプレイ
このサイトはフォートナイトの攻略サイトでもあるので、フォートナイトのプレイ感をメインに紹介します。
Apexなどの他のシューターゲームでも似た様なプレイ感になります。
fps値(フレームレート)
GCR2070RGF-QCでフォートナイトをプレイした時のPC状態をモニタリングしました。
fps値が分からない人は ↓↓↓ の記事で紹介しています。
【設定】
fps値はフォートナイト上の設定”グラフィッククオリティ”によって変化します。
画質を良くするとfps値は下がる為、プロゲーマーは基本的には”低設定”でプレイします。
ちなみに赤枠の”VSYNC”をオンにするとfps値が著しく下がるので、ここは必ずオフにしましょう。
また充電を繋いだ状態でないとfps値が低下するので注意です。
【fps値】
GCR2070RGF-QCでプレイした時のグラフィッククオリティ毎のfps値を調査しました。
バラツキはありますが、低設定であれば144fps以上安定して出す事ができます。
ディスプレイのリフレッシュレートが144Hzなので必要十分なスペックだと思います。
入力遅延・応答速度
入力遅延とはボタン押してからキャラが反応するまでの時間の事です。
fps値は画面がヌルヌル動く事以外にも入力遅延が少なくなるメリットがあります。
PS4(60fps)よりも圧倒的に入力遅延は少なく、その点においてもゲームがとてもやりやすいです。
遅延が少なくなる事によって、”エイムのやりやすさ”や”壁を張るスピード”なんかが向上します。
サウンド
GCR2070RGF-QCには「Sound Blaster Connect」というソフトが入っており、サウンドの細かい調整ができます。
設定次第では足音を聴き取りやすくしたりできそうです。(今回はニュートラルという設定で試しましたが、まあ普通に聴き取れました。)
GCR2070RGF-QCはどんな人に向いているか
おすすめしたい人
- フォートナイトなどのシューティングゲームを144Hzでプレイしたい人
- 出張や外出先にPCを持っていって出先でもゲームしたい人
- 大学生で学習(プログラミングやオンライン授業)とゲームを両立できるPCとして購入
- ノマド系ゲーム実況者(場所を選ばずゲームも動画編集もできる!ゲーム好きのクリエイターさん)
おすすめできない人
- あまりゲームをやらない人(144Hz必要ないならもっと安いモデルex.GCL1650TGFの方が良い)
- フォートナイトなどのe-Sports系ゲームにおける”ガチ勢”であり、競技で勝つ事を目指すなら240fps出せるデスクトップPCを買いましょう。
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by わなび〜 twitterID: 774Wnabe
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